みらいへの想い

働く人
田久保 ゆきな様 
ウィルダ アルタ アドハサリ様

スタッフから、利用者様から、「ありがとう」が溢れる仕事

田久保さん:介護職3年目
ウィルダさん:介護職2年目
株式会社フジケア デイサービスセンター都の杜

私が介護の仕事に就きたいと思ったのは

田久保さん:介護の仕事に就きたいと思ったのは、介護職である父の存在が大きいです。小学生のときに父が勤めていた施設に遊びに行き、利用者さんと楽しくお話をしながら大きな声で笑う父の姿が記憶に残っています。家では真面目な父のそんな姿を見て「自分もこんな素敵な仕事をしたい」と思うようになりました。

ウィルダさん:日本の仕事の仕方を学ぶために、インドネシアから留学してきました。北九州市は、遊びに行ける場所もたくさんありとても過ごしやすいところです。通っていた学校で施設のパンフレットを見て、「すごく素敵なところだな」と惹かれたことをきっかけに介護の仕事を始めました。パンフレットで感じた印象と変わらないこの施設で、利用者様・スタッフのみなさんと一緒に楽しい毎日を送っています。

スタッフ一人ひとりが、利用者様のために力を尽くす

ウィルダさん:ここはデイサービスなので、朝、利用者様のお迎えをして食事・入浴・排泄介助が主な仕事です。その後は、利用者様とレクリエーションや脳トレ、お話をしてコミュニケーションをとります。ただ、私はまだまだ日本語を勉強中で言語の壁がある分、利用者様の介助にあたるときは笑顔を大切にしています。

 

田久保さん:私は、利用者様への感謝を忘れないことを大切にしています。介護は人が相手のサービスで、利用者様がいることで仕事が成り立っています。介助をするときは利用者様のお身体に触れるなどパーソナルスペースに入ることも。介護士とはいえ私たちに身体を任せてもらえるため「ありがとうございます」の気持ちを常に持っていますね。その中で、利用者様から「ありがとう」の言葉をいただけると、もっと頑張ろうとモチベーションになっています。

経験と知識を重ねて、やりがいや喜びが増えていく

田久保さん:実は、私は一度介護の仕事から離れたことがあります。それでもまたこの業界に戻ってきたのは、かな利用者様、おじいちゃんおばあちゃんの存在が大きいですね。お互いに顔を合わせたうえでコミュニケーションをとり、感謝が生まれるのがこの仕事。もちろん大変なことはありますが、それはどの仕事であっても同じです。どんな仕事も、最初からうまくいくわけではありません。知識や経験を積むことでできることが増え、そしてやりがいも大きくなる。もっと多くの人に、介護の魅力や楽しさを知ってもらいたいです。

ウィルダさん:日本で介護の仕事を学び、3年後にインドネシアに帰国する予定です。そして帰国後も母国で介護の仕事を続け、日本で学んだことを伝えていきたいと思っています。タクボさんが言うように、介助やケア方法で悩むことは少なくありません。ですがそれ以上に、利用者様からいただける何気ない言葉や「ありがとう」の言葉がとっても嬉しいんです。私は、母国に帰ったとしても、この素晴らしい仕事をこれからも続けていきます。