家族が持ってきてくれる差し入れが、密かな楽しみ

家族と相談して介護サービスの利用を決め、施設に入所して３年が経ちました。家族に迷惑をかけたくないという思いがあったので、入所することは前向きに捉えていました。今では私にとって施設は、とても居心地が良く、快適に過ごせる場所です。スタッフはもちろん、他の利用者さんもみなさん親切で優しい方ばかり。家族が面会に来てくれることもあり、姪が持ってきてくれるシュークリームやカフェラテなど差し入れが、私の密かな楽しみです。辛党な私も、このときばかりは甘いものに思わず頬が緩んでしまいます。

足の具合に合わせた丁寧なケアが心地いい

施設に入所してから、規則正しい生活を送れるようになりました。起床時間・就寝時間、食事の時間などが決まっているため、健康的な生活を送れている実感があります。足を悪くしてから歩くことが億劫になってしまった私は昼間、歩行のリハビリに力を入れています。スタッフのみなさんは、私の足の具合をみながら丁寧に日常生活のケアをしてくださるので、無理なく安心して過ごすことができています。もし、私の友達が「施設はどう？」と聞かれたら、迷わず「ここはいいところですよ」とお話ししたいですね。

声かけのおかげで、頑張る気持ちが湧いてきます

歩行のリハビリを頑張って、歩けるようになることが今の目標です。歩けるようになったら、家で家族と過ごしたり、散歩に出掛けたりしてみたいですね。リハビリ中、スタッフのみなさんがかけてくれる「頑張りましょう」「良い調子ですね」の言葉がとても励みになっています。それだけでなく、「おはようございます」「こんにちは」「おやすみなさい」という何気ない日々の挨拶からも私を気にかけてくれていることが伝わり、温かい気持ちになります。